愛を読むひと
2009年 08月 04日
「愛を読むひと」・・・どういう意味だろうと思いながら
チケットが完売だったため、
2度目のトライで今日観ることができ
暗くなった映画館の椅子に座りました。
軽い恋愛映画ではないということは
ハンナのメイクアップで理解できました。
ハンナが文盲という事実に私は衝撃を受けました。
アウシュビッツ収容所での責任を貫き、潔く身を処す・・・
あの時代は悲惨であるけれど
真の人間が社会の片隅に生きていたのです。
マイケル(レイフ・ファインズが又又すてき)が送った
テープレコーダーのボタンを押すハンナ。
涙が止まりませんでした。
アカデミー主演女優賞をケイト・ウィンスレットが受賞したことも納得です。
感動を胸にしまい、映画館を出ると
不安定な空は、めくるめく夏の光がつかの間、射して涙にぬれた瞳に眩しく・・・・
by whitelacenonyo | 2009-08-04 22:11 | 映画 | Comments(0)