幾度生まれ変わっても君を妻に・・・

“読書の秋”到来!
・ ・・ですが私は秋と言わず四季を通して1年中本を読んでいます。
ある知人はとても読書家です。
最近どんな本が読んでよかった?と訊くと、
秋山加代さんの本だとおっしゃる。
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私もずいぶん前に読み、父親と娘の暖かな交流・・・品の良い文章と印象にありましたので
年を重ねた今の私がもう一度読みかえしてどう感じるか・・と思い
読んでみました。
“叱られ手紙”  “母と風の息子”の2冊
案の定、読後感が以前と全く変わっていることに自分で驚きます。

綴られているのは東京の上質の家庭に(あえて私はこう表現したい)暮らす
家族の思いやりあふれた日常生活。
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加代さんのご両親が(小泉信三ご夫妻)心からの信頼と愛情で結ばれ
それを子供たちにしっかりと伝えていることに私は感動します。
それは
加代さんの兄、信吉氏が出生するとき小泉信三氏が渡した手紙には
「生まれ変わって妻を選べと言われたら、幾度でも君のお母さんをえらぶ」
と記されていた。
これほど、胸に響く言葉があるでしょうか・・・
この言葉はその後、結婚式のスピーチによく引用されたようです。

しかし、哀しみが小泉家を襲います。
信吉さん24歳で戦死されたのです。
ご両親や家族はいかばかりの哀しみで暮らしたでしょう。
“母と風の息子”にも上質な家庭と家族の姿が描かれています。
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パリからの素敵な香りのおみやげをいただく)

父上小泉信三氏がなくなると
母上富子さんは
「未亡人っていうのはいやだわ、未だ亡びない人なんて。」と名言と言える言葉!
私は大笑いと同時になるほど・・・いい得て、みよう。
富子さんは96歳を目前になくなられたそうです。

この2冊を読み終わって、秋山加代さんと大きく時代は異なりますが、
私も家族と温かく暮らしていた幼い日々を思い出し、
何とも言えない懐かしさがあふれたのです。
Commented by shinn-lily at 2010-09-26 14:19
子供が幼い日のぬくもりがふと、懐かしさとともによみがえってくるのは
こういう季節ですね。
子供は自立し、親を忘れるくらい自分の生活にまい進している姿、ああ、これでよかったと思います。
また、ひとつ、素敵な本を教えていただきました。

ここのところ、本を開く時間がない、もどかしい思いをしています。
Commented by whitelacenonyo at 2010-09-26 22:01
shinn-lilyさま
この本は私たち世代が未だ少しでも知っている日本のよき時代だったと思います。

マスコミもいまよりずっと節度を守っていた頃です。
それには生きてきた先人たちが態度や書物で教えてくれた時代でした。是非お読みくださいね。
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by whitelacenonyo | 2010-09-25 23:00 | 本を読む | Comments(2)

幸せは、おいしく作る料理から・・・


by white