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子供の興味に親は?・・・

親は、大人は子供に対してどのように対応すべきでしょうか・・・
ある情景を目にして思ったこと。
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あれは初詣の日
いつになく長い行列ができていた近所の氏神様。
私の後ろに家族5人が並んでいました。(後ろの話はよく聞こえる・・・)
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小学2〜3年生と見受けられる可愛いお嬢ちゃん
(上二人の姉妹はゲーム機に夢中・・・)
「パパ、この神社どのくらい前にできたの?」
「知らないよ」
「どのくらい前かな?・・ママ」
「・・・・」(答えないママ・・)
「ねぇパパ、どのくらい前?」
「知らねぇ。興味ないもん、そんなの・・・」
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仰天した私は思わず後ろを振り向いて、興味ないと答えたパパらしき人を見ました。
お気の毒にも
はっきりメタボ症候群と判明できる太めの40才代とおぼしき男がそこにいます。
何事も怠惰で疲れきっている様子
子供の質問にも答えられない全てに興味を失っている哀れな男。

神社の歴史を知らないのであれば、それを記したものが鳥居の近くにあります。
そこまで娘を連れて行こうともしない怠惰な父親、
興味を持ったことを親から教えてもらえないが故に、
知ることができなくてあきらめたかわいそうな娘。
おせっかいな私はお嬢さんを鳥居まで連れて行ってあげたい衝動に駆られる..
しかし、父親の態度からひいてしまいます。

大人が子供に道しるべを与えなくてこれでいいのでしょうか・・・
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このようなことを思っていましたら
このかたのブログに私が目にした情景と正反対の素晴らしい親子のご様子が記事になっていて
なんだか心が温まった今日でした。

by whitelacenonyo | 2011-01-08 22:03 | 日々に思う | Comments(10)  

Commented by こすもす at 2011-01-08 22:56 x
可憐なお花に心なごんでいます。
本当に残念な光景ですね。子供の好奇心を親が摘み取ってしまうなんて・・・。
知らないときは一緒になってパンフレットや立て看板をみれば
歴史にも興味が持てるのに・・。
もしかしたらその時の興味から歴史家になれるかもしれない
可能性まで消しちゃったかも知れません。

子供の一番身近にいる親は子供の可能性を導く役割でもあると思うのです。最初はだれでも白紙・・・まず親も疲れた時もあるでしょう。
それはそれでかまいませんが、まずは神社へいくという趣旨くらい話しているかしらなんてそれも気になってしまった私です。
子は親の鏡とはよく言ったものですが、こちらのお子様たちが
親には頼れないと自分で勉強される意欲をも持つことを願うばかりです正反対のブログのお母様にホッとしますね。

Commented by shinn-lily at 2011-01-08 23:14
私の父は一言聞いたら百言説明が続く人でした。
だから子供ながらに、今このことを聞くと面倒なことになるという判断もあり、旅に出れば説明しっぱなし。
でもうるさいと思った説明が今はなつかしく、もう一度聞きたいなと思います。ありがたいことでした。

たぶんそのお父さんは粗雑に育っているのでしょう。
そして、また習ったように子供粗雑に育てる、
この悪循環をたちきれるのは、豊かな教育しかないと考えます。
お父さんも可愛そうな方だったのではないでしょうか?

そんなお話にちっくとしながらも、お花の写真に心いやされます。
Commented by whitelacenonyo at 2011-01-08 23:32
こすもすさま
そう!!そうですよ、あの女の子、歴史家になっていたかもしれないのに・・・好奇心はいくつになっても必要ですが
子供の好奇心はスポンジが水を吸うように知識となるのに、勿体ないです。

こすもすさんのおっしゃるように自立した心を持って育ってほしいですわ。とてもいいお嬢ちゃんでしたから・・・
Commented by whitelacenonyo at 2011-01-08 23:38
shinn-lilyさま
わかりますよ。lilyさんのお父さまが説明好きなのは
今のlilyさんを観察(?)していれば納得ですよ。
いろいろ興味と好奇心を持っている・・・
フラダンス、気功、銅線を使ってクリエイターになろうとしたり、もう数えきれないくらいの好奇心を私は知っていますもの。

育てたように子は育つ・・とは相田みつおさんの言葉。ですね。
Commented by kanafr at 2011-01-09 06:34
会話部分を読んだ時、ヤンキ―若夫婦の方達かしら?と思ったら40歳代とはビックリです。若いご夫婦だったら初詣もみんなが行くからできたのでしょうけれど、お子さんを育てるのに十分大人の年齢ですのに残念です。
生活に疲れ、ある意味今年の運勢が上昇する為の初詣だったのかもしれませんね。
子供に対する責任というのも全く考えず、子供を作ってはいけないという事を結婚という文字だけに憧れている人達に言いたいですね。
Commented by daikatoti at 2011-01-09 17:36
残念ですね、ほんとに残念です。
私が今電車に乗って窓の景色を見るのが好きなのは、子供の頃父が電車に乗った時にいろいろ説明してくれたからです。
その時はどうとも思わなかったのですが、こうして大人になってみるととても滋養になってるんですね。
里山のような所を歩いたり、菜の花畑やレンゲ畑など、季節になると連れ歩くのが好きな人だったので、今、植物が大好きです。
そういう経験をさせてもらったおかげで、今、楽しみを見つけるという才能をさずかったような気がします。

今、夕方電車に乗って、夕日がどんなにすばらしい時でも、ほとんど誰も目に留めていませんね。
携帯をいじくって下を向いてるばかりです。
殆どの人が、この親のようにしか育っていないように私には思えるのです。
Commented by whitelacenonyo at 2011-01-09 21:44
kanafrさま
40才台は働き盛りですから疲れていることは私も理解できますが
少なくとも子供の好奇心には答えたり、調べたりすることは親の役目ですよね。
それを怠って社会を、政治を悪いと責任転嫁するのは筋違いでしょう。
全く子供をもっと大切に育てなくてはこれからの社会は成り立ちません。ただ甘やかすのではなく、大切に育てる・・・ことですよね。
Commented by whitelacenonyo at 2011-01-09 21:52
daikatotiさま
本当にまったくもって残念です。
子供の頃の思い出は年を重ねてから、色濃く思い出され、当時は親も大変だったのに、こうしていっぱい思い出を与えてくれた・・・と私たちは感謝していますよね。
daikatotiさんがクリエイティブなお仕事(?)趣味(?)を楽しんで、ブログにUPしてくださりそれを私を含む多くの人がすご〜〜い、素敵!!と感動できるのもお父上のおかげ。ですよね。
すばらしいご両親に心から拍手を贈りたい...と思います。
偉そうで、ごめんなさい。
Commented by 40ansparis at 2011-01-12 07:44
子供の興味を親が拾ってこそ、その子の可能性が広がるんですよね。そういう意味で、私も、両親が映画好きで、とにかく映画を一緒に観せてくれたので、今こんなに映画好きになりました。。。何でも疑問に思ったら黙ってないですぐに聞きなさい、と言われていました。
小さい芽を大事に育てる、、、口で言うのは簡単ですけれど、今更ながら自分をいつも尊重してくれた両親に感謝しています。この子、本当に可愛そうですね。せめて学校の先生が気付いてくれて、芽を育ててくれるといいんですけれど。。。
Commented by whitelacenonyo at 2011-01-12 23:15
40ansparisさま
ラパンさんが情緒豊かにご両親の愛をいっぱい受けながら
成長されたであろうことは、ブログの文章のここそこに現れていたのを感じておりました。

そうなんですよね。子供はあらゆることが疑問だから聞きたいのですよね。
それを教えるのが親であり、先生であります。
教えられた子供はまた、それを伝えていく・・・
この循環が大切で良い世の中を作る基本ですもの。
いつも素敵なコメントをありがとうございます。
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