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ふたたび、読書の秋


前回に続き読書・・・です
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久しぶりに手にした宮尾登美子著「一弦の琴」
表現力が一流、漢字使いも最近の作家には望むべくもない難しさと
品格ある文章に新鮮さを感じた私であるが
読みながら、お恥ずかしいことに何度も辞書を引かなければならなかった(汗)
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宮尾登美子さんは小説を書く前の準備が周到である。
資料を揃えて調べたら,小説の60〜70%は出来上がったようなものと
何かに書いていたのを読んだか、TVで話していたかを記憶している。
「一弦の琴」も、17年もの歳月を要したとあとがきに書いている。
実在の人物の凛とした生き方は読み応えがあり、久しぶりの感動と感慨だった。

一転、「北風の吹く夜には」ダニエル・グラッタウアー著
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今の時代に相応するネット社会を如実に表現している
Amazon、年間第一位を獲得した大ベストセラー
ちょっと変わった恋愛小説、、、ハラハラ、ドキドキ、
最後は私の予想通りの儚い大人の恋でピリオド。
生きるっていえ、恋愛って思うようにならないもの、、、

だから、恋する希望は捨てがたいのです。
この本を貸してくださったY子さん、ありがとう!!感謝です。
秋の夜長、次なる読書は「宮本 輝。。。。」

by whitelacenonyo | 2012-10-01 23:17 | 本を読む | Comments(10)  

Commented by chez-nami at 2012-10-02 02:40
ボンジュ〜♪
心穏やかに読書って良いですね
早くワタシもそんな時間を作りたい〜のに、、
今年の秋は「ドタバタ」です!、、
宮尾登美子さんは「序の舞」で感動して、、その後読みあさりました
一弦の琴は、高校時代に読みましたよ、、
高校生ながら感動いたしました
一応、、文学少女だったの←自称(笑)
台湾の友達が、、一弦の琴を読んだのですって、
台湾にも翻訳の本があるそうですよ、スゴいですね
宮本輝はウィーンに駐在の時に「ドナウの旅人」を
これも良かった〜!
ああ、、ワタシもゆっくり読書の時間を作らなきゃ
読めない、、かけない、、になってしまいそうです〜
(もともとダメかも。。。爆)
Commented by uransuzu at 2012-10-02 06:10
>だから、恋する希望は捨てがたいのです。

あら、最後はそこに行きつきましたか?
ワタクシもまったく同感です~♪
Commented by morimaman at 2012-10-02 08:05
宮尾登美子さんの作品は、本当に品格ある文章を読むことができるような気がします。
殆どの作品を読んでいるのではないかと思います。
作品の底辺にはやはり作家のひととなりも、流れているようで
正に凄い方なのでは?と。

頭が固くなっているのか、近頃の日本語の本についていけなく
宮尾氏の新作にお目にかかることもできず、’何を読もうか’と
迷う日々です。
目下、往復の新幹線の中が至福の読書タイムです。
Commented by shinn-lily at 2012-10-02 08:11
宮尾登美子さんの小説はいろいろな世界で女性の凛として生き方をされている方がテーマのことが多いですね。
宮尾さんご自身が凛とされた女性でもあります。
宮本輝もいっときはまりました。
男性の恋心も覗けるし、これまた楽しい
わたしも今外出がなかなか、・・・ですから本三昧
井坂幸太郎を1冊読み終えたところ、世代が違うなと感じましたが
それなりに面白かった
佐野洋子の「シズコさん」一読のおすすめ、
本はいろいろな世界に連れていってくれます。
今、同僚の中を回覧していますが
古本でよかったらその後送りますよ。

>恋する希望
素敵なご主人がいらっしゃる方々が。。。
そういう夢を持つのは、今がとてもお幸せだからですね。
大いにその夢を持ち続けてください。
Commented by whitelacenonyo at 2012-10-02 21:27
namiさま
宮尾文学、序の舞 蔵 松風の家 きのね 伽羅の香とほんとんど
読んでいます。
でもね、昔読んだ感動と、今読む感動が大幅に異なりそこがいいのですね
ベッドん入って1時間は本を読む時間、面白ければ夜中の2時、3時まで読んで翌日に差し支える。。(苦笑)
宮本 輝、、、いいですよね
Commented by whitelacenonyo at 2012-10-02 21:29
uransuzuさま
ホ、ホ、ホ、、見逃しませんね(笑)
>恋する希望、、、
もちろん今も衰えていませんよ希望だけは!
相手がいなぁ〜〜い。
Commented by whitelacenonyo at 2012-10-02 21:38
morimamanさま
新幹線の中が読書室、これもいいですね。
福岡までならかなり時間がありますものね。
やはり宮尾文学ファンですか、、、

1926年生まれですのであれほどの資料を研究して書くのは
体力、気力が大変なのでしょう。新作になかなかお目にかかれません
寂しいことです。
品格ある文章。おっしゃるようにすごい人ですね。
Commented by whitelacenonyo at 2012-10-02 21:46
lilyさま
宮尾文学の品格、時代に生きる女性の凛とした表現は本当に女性として大きく頷けますね。

本が手元にないと落ち着かずあると夜更かしをする,,嬉しい悲鳴です。
井坂幸太郎、,,知りませんでした。
シズコさん、貸してください。
北風、、、ははらはらドキドキ、たった1通のメールから始まる恋。
出会いは摩訶不思議ですね。。。
てぶくろさんも私も夫がいながら夢見る恋の気持ち、、変でしょ。
でも言うだけは只ですから、、、(笑)
Commented by ラパン at 2012-10-04 01:05 x
あー、本の話題に触れるだけでも癒されます。
この一ヶ月半くらい、休日にほとんど何らかの予定が入ったりして、時にはランチも夜も約束が入ったりして、当然映画や本を観れない状態でした。
疲れをとる時間も不足ですが、何よりも不足しているのは本や映画に触れること。
あー、読みたいです。今夜は久しぶりに読む時間が持てそうです。
上半期の映画まとめもしたいし、、。
心のチャージにはやっぱり本や映画ですね。
Commented by whitelacenonyo at 2012-10-04 09:45
ラパンさま
お忙しいのですね。
本や映画は>心のチャージ!全くその通り、
私、昨夜はといいますか今朝方2時までベッドで読みました。
宮本 輝を。
NHK BSで彼が出演していたのを録画して観た後,感慨を込めて読んでいます。
映画も時間があるとさっと行っていますよ。
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