ブランドの威力ここに極まるpart1
2015年 07月 10日
20年ほど使っているハンドバッグを
5回目のクリーニングのため丸の内エルメス店に持っていったのは6月2日のこと
(使う回数が最近は減っている・・・)
4回もクリーニングに出しているのに
5回目で初めて知ったことが数々あった。
スタッフはおもむろにネルの袋から出した途端
「これは!プレミア物のBOX型カーフのマロンブラウンですね。」
(知らなかった・・)
「かなり以前にお買い求めですね。
この部分がシングルの馬蹄型でわかります。」
(知らなかった・・)
キズ、汚れ、などを細かくチェックした図
「今はこれほどの皮が手に入らないので
1年に2個ほどしかBOX型カーフは作れません。
それにストラップはこの頃は別売りでしたが
今はセットとなっています。」
(知らなかった・・・)
「このバッグは今も、多くの人たちがお持ちですよね」と、私。
「はい、今、売られているのは、ほとんどの革は型押しです。
このように上質の革がなかなか手に入らないのですよ。」
(知らなかった)
私・「そういえば聞いたことがあるのですが、
世界の革市場での買い付けではエルメスが一番先に
極上の革を手にいれるそうですね。」
(これは知っていた!)
「はい、エルメスにとって革のクオリティーは命です。
どのブランドよりも真っ先に選ばせていただいています。
(やっぱりね)
「このように定期的にお手入れをなさり、
使い込まれていらっしゃる、とてもうれしいです。」
(物は大事に使う主義のワ・タ・ク・シ)
クリーニングの期間は1ヶ月半かかると言う。
明日へ続く・・・・
by whitelacenonyo | 2015-07-10 21:34 | ファッション | Comments(2)
先日は、お祝いのコメントをいただきましてありがとうございます(^_^)
ルビー婚だとかなんとか…カミングアウトするのも如何なものかと
考えたのですが、なぜか、節目の年でしたので思い出を残す気持ちでした。
whiteさまもそうでしょうが、夫婦というのは
ひとことには言い表せないくらい、いろいろな事がありますね、
言いたいことを何でもストレートに言えてしまうほどでもありませんし…
whiteさまも素晴らしいエルメスとともに、ご主人様との歴史に想いを馳せると
お二人は、エルメスがお似合いになられるようだと想像しております
Parisを訪れて、エルメスのバッグもParisの街も、whiteさまにお似合いだと
心から思いました。
ルビー婚は人生の節目ですよ。
ご夫妻でお元気に迎えられて外国旅行ができる、、
幸せそのものですね。
人生の大半を一緒に暮らすからといって言いたいことを言うのではなくて
夫婦の礼儀も心得れば、お互いに尊敬する関係がより深く結びつきができるものと
確信する今日この頃です。
50歳にしてエルメスを手にした時の興奮は今も夫に感謝しております。
ゆえに大切に使いたいと思っています。