Parisの日常 明と暗・・・

Parisの日常は幸せに満ちた人々だけではなかった・・・

私は

毎朝、カフェで

簡単朝食をするため近所に出かける、

Jacob通りには、車道を挟んで左右に狭い歩道がある。

c0177332_21325097.jpg
(Jacob通り)

通勤の人たち、散歩をする人、観光客などが歩いている。

アパルトマンを出て左に歩くと

歩道には物乞いする、夫婦と3~4才位の男の子の家族三人が

座り込んでいます。


「ボンジュール、マダム」と手を差し出す母親。

ちらっと見ると夫はやせ細り、絶望した哀しみの表情、

妻はいつからお風呂もシャンプーもしていないだろうと

思われる絡みつき固まった伸び放題の髪の毛。

衣服も破れ褪せた色、

c0177332_21340350.jpg
(妻はお花屋さんに目を留めることがあるのでしょうか、、、)

どこの国から、、と私の乏しい記憶から判断してみた、

シリアかしら、、

一日目は私は戸惑って素通りしてしまった。

c0177332_21332600.jpg

二日目、通りに出ると昨日の場所の反対側の歩道に家族で物憂げに座っている。

僅かばかりのお金を取り出し、

私は多分強張った顔で

「ボンジュール、、」と言いながら、ぎこちなく彼女の手に、、渡した。

「メルシー、、マダム」と母親が言う。


その翌日、私の姿を見つけた男の子が、駆け寄ってきた。

アパルトマンを出るとき手に用意していた、わずかのユーロを渡した。

c0177332_21334578.jpg
(あの男の子はこの店を見ることがあるのでしょうか、、)

その後、私は毎日出かけますが、

通りに出て、行き先が右もあれば左もある、、


右に数メートル歩いて、気がつき振り返ると

男の子は母親の膝で寝転んでいた、、

Parisでは

いろいろな場所で物乞いする人々や

着古した服で道路にうずくまっている姿をあちこちで目にした。

テレビで報道される祖国を逃れ苦難の末にやっと辿り着いた

難民でしょうか、

駆け寄ってきた男の子に未来はあるのでしょうか?



Parisの日常は明と暗が隣り合わせ、、、です。









Commented by kanafr at 2017-08-18 05:17
多分ニュースでパリにシリア難民がいるというのは、ご存じだったと思いますが、家族で路上生活を強いられている姿を見ると、胸が痛みますよね。
5年前には、ご覧にならなかった事だと思います。
難民施設は作られていますが、16区などでは新たな建設に対して、治安が悪くなるとの理由で16区の住民の反対はかなりの数でした。
結局、そういう施設をパリの全体にという最初の案は住民の反対で消え、限られた地域、お金持ちの生活や治安に影響の出ない場所という事になります。
いわゆる貧困生活者の集まる治安の悪い地区に追いやられ、さらに差別や貧困を生むことになります。
カトリックの国であるフランスの大きな矛盾であり、闇の部分だと思います。
Commented by akicosmosA at 2017-08-18 09:20
パリの日常はたまに行く私には目を瞑ればそこを通り過ぎていくこともできますが
華やかだけではない面も身にしみることもあります。
kanaさんのコメントからも格差の広がりはさらなる難問を投げかけていますね。
すべての子供が未来を思い描かける日をくることを思うのは無駄でないと信じたいです。
Commented by whitelacenonyo at 2017-08-18 21:19
kanafrさま
はい、その通りで5年前にはこの親子3人のような光景は見ませんでしたので
世界の移り変わりが、日本にだけいると疎くなる、、としみじみ思いました。

サロンのメンバーの中に地方行政の仕事をしている人がいますが、例えば隣りの大国に何かあると
東京には1000万人の難民が押し寄せる、、想定しているそうでびっくりです。
私に手を差し出したあの男の子がどう育っていくか、、気になります。
Commented by whitelacenonyo at 2017-08-18 21:24
akicosmosAさま
親子三人の姿を見かけたときは胸が痛みました。

東京では目にすることもないので、ショックでしたがこれが今の世界なのだと
TVの情報だけでは現実味がありませんね。
華やかなパリだけではない、、、と考えさせられた日々でした。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by whitelacenonyo | 2017-08-16 21:32 | Paris にて | Comments(4)

幸せは、おいしく作る料理から・・・


by white
プロフィールを見る
画像一覧