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永井路子歴史小説全集


すっきり感がうれしい初秋の今日。
明日から又連続Lessonで緊張しているのは何故か?・・・
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食材の買い物に漏れがないように何度もチェックをいれる。
そんな合間の夜。
TVはクレームを付けたくなるほど、いい番組がないから
(あっ!昨夜はNHKで”想い出映画館”が見応えがあった)
本を読む。
読み終わった永井路子歴史小説全集 「乱紋」
重くてベッドで読むにはひと苦労だったけれど読み応えありだった。
いつもながら歴史に詳しい夫の解説がつく((笑)
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織田信長の妹、美しいお市の方には三人の娘がいる。

長女お茶々は余りにも有名だが
末娘おごうは唯一性格もおとなしい、お顔が美人ではない、、、が
秀吉の言いなりの結婚をさせられ3人の夫に使える。

三人目の夫、秀忠は将軍となり波乱の人生を送るも
子に恵まれ三姉妹の中で、一番の幸運をつかんでいく芯の強い女性だ。

歴史に翻弄されて生きることがどれほどの苦労があるか、、、
今の私たちには想像すら出来ない。
その環境には一生を姫さまのために尽くす
侍女がいることも忘れてはいけない。

by whitelacenonyo | 2013-09-28 11:40 | 本を読む | Comments(6)  

Commented by shinn-lily at 2013-09-28 22:36
お市の方そのものが賢い方であったと思われますが
この娘の3人それぞれの生き方は考えさせられますね。
美しくあらねばならない、賢くあらねばならない
戦国時代の女性のあり方を考えると、今の時代はずいぶん甘いですね。
Commented by kanafr at 2013-09-29 02:10
若い頃、このお市の方と3人の娘達の生き方に興味を持ち読みました。
お市の方は、浅井長政との間に男の子を産んでいますよね。
でもその男の子は信長との戦いの時に敗れたせいで秀吉に殺され、お市の方と3人の娘だけが救われた時のお市の方の辛さは、計り知れないものだったんじゃないかって思います。
そして柴田勝家に嫁ぎ、今度は夫柴田勝家と共に自害する事を選んだお市の方。
あの時代、女性は子供を産む一つの道具、家を守る為の政略結婚での道具でしかなったのに、生きる事より2度目の夫と共に死を選ぶ凛とした生き方に大変感銘を受けたものです。
読書の秋ですものね。
もう一度読みたくなりました。
Commented by whitelacenonyo at 2013-09-29 21:03
shinn-lilyさま
戦国時代の女性は自分の意志で結婚することが出来ず
男社会の影でどれほどの苦労をしたことでしょう。
(あ〜、あの時代に生まれなくて良かった)
その中で際立っていたお市の方。
賢いからこそなお、辛い生き方をせざるを得なかったのでしょうね。
Commented by whitelacenonyo at 2013-09-29 21:11
kanafrさま
私、今頃になって信長、秀吉、家康に更に興味を持ってしまいました。
お市の方は抜群の賢さと美貌を持って生まれたが故に
運命に翻弄され、その苦悩たるや計り知れないものがあったでしょう。
ほとんどの女性が政略結婚をさせられ、今の時代では考えられない生き方ですよね。
柴田勝家と自害したお市の方に比べて
お茶々の生き方はなにか今の時代に通じるような感じを受けたのはわたしだけでしょうか、、、
3姉妹のそれぞれは性格と共に運命が分かれたような、、、。

本って、歳を重ねて読み返すとおもしろいですね。
Commented by uransuzu at 2013-09-30 10:26
こんな重くて分厚い本、最近は読むことが少なくなりましたね。
昔は、枕にできるほどの本って呼んでました。
読書の秋、私も歴史物は大好きです。
三姉妹の中で、誰が好きか、誰のように生きたいか、論戦すると楽しそう。
目立たない存在ですが、次女は、自身が子どもを持てず、他の姉妹を支えてしっかりと生きたのですよね。
Commented by whitelacenonyo at 2013-09-30 20:31
uransuzuさま
ホント、重い本でした。ベッドで読んでいると眠くなって
パタンと落として顔が痛くて眠るどころか、目が覚めたわ(汗)

次女はお初、華やかでおせっかいで世渡り上手?かも。
戦国時代に生まれなくて良かったわ。
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