三島由紀夫とカズオ・イシグロ

三島由紀夫

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「金閣寺」


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三島文学は本当に久しぶりだった。

難しい漢字を使って表現している文章。

そうね、この漢字の表現がぴったりだと思えたのは

若い時に感じなかったものだ。

その上、三島由紀夫が防衛庁で最後を遂げたことを予感させられた

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マダムSと会っておしゃべりを楽しむ時

必ずと言っていいほど話題になるのは

「本」

彼女の読書量はすごい!

多忙な日々を送っているのにいつ読むの?って問うたことがある。

移動中の飛行機の中や就寝前だそうだ。


私がのめり込んで読んだ「ミレニアム」も彼女からのお勧めだった。

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ヒルズクラブで夜景を見ながら話題になったのは

「カズオ・イシグロ」



「日の名残り」でイギリス最高のブッカー賞を取った作家である。

名優アンソニー・ホプキンスと映像の静謐さに感動した

映画「日の名残り」は何度も見たが彼の小説は読んでいなかった。

私が帚木蓬生の「インターセックス」を話題にしたら

「じゃあ是非カズオ・イシグロの

『Never Let Me Go,私を離さないで』を読んでみて」

と、勧められた。

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・・・難しかった。

が、またまた私の想像すらしていなかった

恐ろしくも純粋なストーリー

読破した。

「私を離さないで」は、映画にもなっているようだが見ていなかった。


「私は漢字が苦手だから英語かフランス語で読むけれど「インターセックス」は

英語訳が出ているかしら?」

私、???わからないわ、多分英語訳は出ていない,と思う」

と答えた。

たまたまshinn-lilyさん

今朝、映画や本からは『ワタシがただただ,感じればよいのだ」と言うブログをアップされていた。

理屈抜きでシンプルな考え方。

まさに私も同じことを思っていたことだったので

嬉しくなった日曜日の朝でした。






Commented by kanafr at 2014-05-26 09:00
whiteさんがご紹介された後、パリのブックオフに行ったら帚木蓬生のインターセックスを偶然見つけたので、早速買い求め読みました。
この本によって。DNAによるものと精神的な物によるものとでは違う事を知りました。
今回ご紹介された「私を離さないで」は、少しだけ知っているんですが、近未来といえば近未来ですが、あり得ない事ではないですよね。
Commented by whitelacenonyo at 2014-05-26 21:58
kanafrさま
Parisのブックオフにありましたか、、、

なかなか面白い本ですよね。
こういった生まれつきで苦しむ人がいるのも
驚きました。

私を離さないで,,,の世界もきっとあちこちの国で実際に存在しているのだと思うと、人間はなんと愚かなことをしているのか、、とおもいました。

人の魂を考えない都合の良いようにしてしまい、
それによって苦しむ人がいる、、、今日、kanaさんがブログUPされたことも
平気で自然破壊する、人間の傲慢さに呆れてしまいました。
Commented by shinn-lily at 2014-05-27 08:16
まあ、リンクしてくださったのですね、有難うございます。
ご紹介くださった本、目もします。
ここのところ、少し違う方向に読書が進んでいます。
自分の選択はひとりよがりになり、それはそれなのですが、
気持ちのあうお友達からの紹介というのは、新しい戸をあけるようで、楽しいです。
ミレニアムも面白かったし。
Commented by uransuzu at 2014-05-27 09:42
皆さまの↑読書量、博識、にはいつも驚かされます。
ご紹介いただいたどの本も読んでいなくて、お恥ずかしいかぎりです。
(あ、ミレニアムは読みました。)
海外出張時の映画、読書という点だけは同じです^^;
来週からの出張時に備えて、メモしておきます。
あ、lilyさんにご紹介いただいた「熔ける」でしたか?大王製紙元社長の本は今読みたい本ナンバーワンです。
Commented by ihoko at 2014-05-27 17:02 x
KAZUO ISHIGUROさんのデビュー作 日の名残、日本語では読んでませんが、表現がとても繊細で緻密で綺麗で大好きでした。Never Let Me Go,は、村上春樹さんも絶賛されていたのではなかったでしょうか?臓器移植のため、子供たちの人身売買が、国際的な闇の組織を通じて、実際に行われているわけですし、年々、貧富の差が広がる一方の現代では、フィクションではなく、ノン・フィクションのような気がしますね。
と、「わたしたちが孤児だったころ」も良かったですよ。

三島さんの本。私も丁度、初期の作品、花ざかりの森。と、中世を読んだところでした。
Commented by whitelacenonyo at 2014-05-27 21:18
shinn-lilyさま
事後承諾です申し訳ありません。リンクさせていただきました。

lilyさんはお仕事柄、私に取っては難しい本を読んでいらっしゃる。
本は独りよがりだと似たようなものばかり読んでしまいますが、
いろいろな人に教えていただくと世界が広がりますよね。
てぶくろさんがおっしゃっているように、井川意高氏の本は鎌倉でお話しになっていた本ですよね。私も興味がありますので読んでみようと思っています。
今は警察社会の内部を描いた本を読んでいます。
Commented by whitelacenonyo at 2014-05-27 21:23
uransuzuさま
ミレニアム、読まれたのですね。
なら、カズオ・イシグロも、村上春樹もお勧めよ。

私は飛行機の中ではこのところ映画は見ないで時代小説やちょっと難しい本を読むようにしています。・・といっても
てぶくろさんのように度々外国へは行かなく、、、いえ、行けなくなりましたけれど。
Commented by whitelacenonyo at 2014-05-27 21:34
ihokoさま
お、お、読書家の女王登場!
カズオ・イシグロ、私好みのハンサムでダンディー。

日の名残はアンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンの名演技に酔いしれました。
特殊な場所で寄宿生活をしている子供たちは運命に翻弄され、
祝福されて生まれられなかった自分にも、
人間の心と魂を持っていると思いながら日々を暮らす、、
世界のどこにでもある、
>  フィクションではなく、ノン・フィクションのような気がしますね。
全くihokoさんがおっしゃる通り、、、運命だけでは片付けられませんね。
Commented by 白雪姫 at 2014-05-30 23:07 x
しゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅ。

ドッターーーーーーーーーーーン!
なんでしょ、なんなんざんしょ。
三島由紀夫にカズオ・イシグロ。

某出版社で本の仕事があった時に四谷に通いました。
出版社最上階から向かい側の陸上自衛隊バルコニーが
見えて「あそこで三島由紀夫が最期の演説したのよ」と
編集の方に教えて頂きました。

カズオ・イシグロの”日の名残り”。
これが出版されたころ、ちょうどロンドン駐在でしたので
この本を片手に”日の名残りの旅”を。
本の舞台のオックスフォードシャーからヨークシャーを経て
コーン・ウォール地方のランズ・エンドまで。
「ふうむ、こういう場所が舞台だったのか」と感慨ひとしおでした。

「わたしを離さないで」も 途中まで背景が隠されていて
真相がわかったときには背筋も凍りました!

今日こそは昏倒しないようにと 気持ちをしっかり持って
伺ったのに、やっぱり気絶してしまいました・・・・。
だってWhiteさんの記事から想起される事柄があり過ぎて!

倒れても倒れても
またお伺いいたしますわ。
では ごきげんよう。
しゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅ。



Commented by whitelacenonyo at 2014-05-30 23:40
白雪姫さま
アラァ〜〜、白雪姫さんが四谷の出版社で本作りをしていた頃
私は新婚生活を社宅で過ごしており、市ヶ谷での衝撃事件を知って
仰天したのを覚えています。

日の名残りの旅をされたのですかぁ〜羨ましいわ。
じゃぁ、貴族の館を見学?、本は読んでいませんのでもうすぐ読めると思います。
そして、カズオ・イシグロの世界にはまりそうです。
だって,私,とても面食いでカズオ・イシグロってとてもハンサムでしょ。
全て読みたい,知りたいって思うんですもの。
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by whitelacenonyo | 2014-05-25 22:43 | 本を読む | Comments(10)

幸せは、おいしく作る料理から・・・


by white