拝啓ルノアール先生を三菱一号館美術館で
2016年 11月 03日
今日は文化の日
文化の日は晴天が多いと、毎年気づく・・
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ルノアールに可愛がられた梅原龍三郎
三菱一号館美術館で開催されている
”梅原龍三郎に息づく師の教え”を鑑賞した。
明治41年、20歳の若き梅原が
フランスのルノアールを訪ねて教えを請うところから始まった
二人の交流。
梅原はルノアールを師と仰ぎ、
ルノアールも梅原を息子のように可愛がった。
展示している二人の手紙からは、
親密であった様子が伺える。
若き梅原はルノアールから多大な影響を受け
ルノアールは絵の勉強のための情報を惜しみなく
梅原に教える。
楽しく、充実した展覧会だった。
ルノアールの描く優しいタッチの「パリスの審判」を
模写している梅原のパリスの審判は力強く
個性的に描く梅原。
対照的で愉快だった。
梅原の収集したルノアールの作品始め
多くの絵画は
人々に見てもらうことに意義がある、、と
美術館に寄贈されているという。
後世の私たちはその恩恵を受けているのですね~
麦わら帽子の少女
ルノワールの緻密な筆使いに私は感嘆しました。
柔らかな髪の毛、襟元の洋服のシャーリングの柔らかさは
絵画を間近で見なければ、確認できないでしょう。
床に引かれている線、ギリギリでまで進んで鑑賞しました。
こういったところが美術館に足を運ぶ醍醐味ですね~
by whitelacenonyo | 2016-11-03 09:42 | 文化芸術 | Comments(10)
文化とは程遠い生活をしているのですが、
こういった展覧会はぜひ拝見したいと思っています。
今年いっぱいくらいやっているのですね・・・
ドッターーーーーーン!
あらあらあら。ルノワール先生。
この方のことを 私の友人すっとこさんが
勝手に親近感持っておいでだそうですわ。
何故なら
ルノワール先生も すっとこさんも同じ病気、
リウマチ持ちだから、ですって。
いくら同じ病気だからって 片や 指の間に筆を
括り付けて発病後の20年間も偉大な作品を描き
続けた芸術家と
鉄のフライパンで芋焼いて喜んでる自分とを一緒
にしてはいけませんわね。
転倒してる場合ではありません。
これから すっとこさんへ「メッ!」を言いに
行って来ますわ。ついでに焼き芋も・・・
あっ なんでもありません!
ではまた。ごきげんよう。
しゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅしゅ。
同病相憐れむ、、、てなわけですね〜
ルノワールと梅原が一緒に写っている写真があってル
ノワールの指はかなり曲がっておりました。
よくぞこの手で、ふくよかな女性に裸体や、私が感銘した「麦わら帽子の少女」を繊細なタッチで描きあげたもの!とびっくりしました。
昔フライパン、今スキレットあ〜〜時代は変わっていくのですね。
すっとこさんによろしくお伝えください。お芋を食べ過ぎないように、、ねお二人ともよっ。
絵画は本物を見ると感動が大きく、また手法などがはっきりわかって
なお一層、感じ方が違ってきますよね。
だから美術館へ行くのは好きなのです。
絵に限らず、なんでも本物はいいです。是非に。
ルノワールと梅原龍三郎との交流は、以前、何かの本で読んだことがあります。
梅原龍三郎にとって、ルノワールは偉大なる師匠だったと思います。
ルノワールの絵は、本当に近づくと肌の色さえ単色ではなく、複雑な色使いをしていますよね。巨匠と呼ばれる画家達の絵は、近づいて見て感動し、又離れて見ても感動するものだと、私も美術館に行くたびに思います。
やはり本物に触れることは、豊かな気持ちになりますね。
私もwhiteさんのこの記事を拝読して、豊かな気持ちを味合わさせていただいております。
はい、芸術の秋。あちこち楽しんでいます。
ルノワールの心の広さに梅原の才能が開花し、今を生きる私たちに素晴らしい作品を残してくれたのですね。
2〜3日前も江戸資料館に夫に連れて行ってもらって、
江戸時代の長屋を再現しているのを楽しんできました。
江戸時代のの庶民の生活を興味深く触れることができて池波正太郎や山本一力の時代小説がより一層楽しめるるようになりました。