六本木のマダムS宅でのディナー
2017年 04月 25日
4月のWhite Laceのレッスンが終わる日、
マダムSから「ディナーにいらっしゃいませんか?」
とお誘いを受けました。
「それともレッスンの後はお疲れ?」
「イエ、イエ、まだまだ元気な70代です!」と
駆けつけました。
私が以前住んでいた六本木の懐かしいマンションに
マダムはお住いです。
ゲストは
藤田嗣治画伯のフランスの自宅で数枚を修復された
80歳過ぎながら意気軒昂な絵画修復家
来日中のフランス人の女性画家や
タイ人の若いイラストレーター
いつもながらインターナショナルな芸術家の顔ぶれと
3歳の頃から知っている逞ましく成長されたマダムの次男坊くん。
京都から届いた筍料理や築地市場で仕入れた鰆のオーブン焼き
葉山の新鮮な若芽を使った若竹汁や酢の物、、
全てマダムお手製のお料理が次々並びます。
フランス人も私たちも喜んでいいただきました。
盛り付けられた和食器は
品の良い絵付けの古九谷などの骨董品。
画家のフランス人女性は手にとってしみじみ眺めておりました。
超がつくほど多忙なマダムSのホスピタリティーに感心させられます。
フィリピン人のお手伝いさんに写真撮影を頼んで
全員でハイポーズ!
話題は尽きなく夜が更けていきました。
(ところが、、)
翌日マダムSからメッセージが入りました。
今、機中から、、です。
フランスの友人が人生の幕を下ろしたお知らせで
葬儀出席のため
機中2泊、現地0泊の弾丸旅です、、って!
友情のあつさ、、みなぎるマダムSです。
by whitelacenonyo | 2017-04-25 22:45 | 友達 | Comments(6)
多岐に渡る話題でお話も弾んだことでしょうね。
70代かっこいいです^^**
絵画の修復家のマダムは80歳を過ぎていますが、
お元気で、マダムS宅へいらっしゃる前は講演会をしてきた、、、と
話していました。
おっしゃるように話題が多岐にわたり、楽しい時間でしたわ。
お集まりになった皆様も、それぞれのお仕事も素晴らしく、whiteさんが楽しい時間を過ごされた事がよく分かります。
こういう時間は、ずっと心に残る時間になりますね。
マダムSは招待してくださった日の早朝はご両親の住む葉山まで車を飛ばして
ご機嫌伺い、、葉山で手に入れた極上の若芽で若竹汁を作ってくださいました。
筍も糠で茹でて吹きこぼした、、と笑っていました。
とにもかくもいつもエネルギッシュで、私にメッセージを下さる時も夜中の3時、、なんていつもです。
まぁ仕事の打ち合わせには時差がありますから、、ね
私が招待されるディナーにはいつも顔ぶれが違い、職業もそれぞれ、、国も違う
インターナショナルな人たちで、英語もフランス語もできない私は、、それでも楽しい時間を過ごします。